こんにちは、ふくろう夫婦です!
家計管理の作業は、得意な1人に寄せてもいいと我が家は考えています。
ただし、家計の情報まで1人だけのものにしないことを大切にしています。
我が家では毎月10分弱、Money ForwardとExcelを2人で見ながら生活費と負担額を確認しています。
管理方法の形式より、2人とも家計を理解できているかで判断するのが大切です。
「夫婦のお金は2人で管理した方がいいの?」「どちらか1人に任せると、もう片方がお金に無関心にならない?」と迷うことがあります。
我が家は共通口座を作らず、夫が家計管理の大部分を担当しています。ただし、夫だけがお金の状況を知っているわけではありません。
作業をするのは1人でも、家計の情報は2人で共有する。
これが、実際に続けてきて一番しっくりきている形です。この記事では、なぜ片方中心の管理にしたのか、毎月どのように共有しているのか、実際に感じているメリットと注意点まで整理します。
我が家の家計管理は、かなり夫側に寄っています。
- 数字を見るのが好き
- 家計管理が得意
- もともと倹約志向
- 資産形成への興味が強い
どちらが管理する方が公平かを考えて決めたというより、得意な方がやった方が自然だったという感覚に近いです。
- 世帯手取り:約50万円
- 生活費:約30万円
- 新NISA:約10万円/月
- 生活費負担:夫6:妻4程度を目安
- 共通口座:なし
日常の支払いも夫側へある程度集約し、Money Forwardで確認しています。夫婦だからといって、家計管理の作業を必ず半分ずつ担当する必要はないと考えています。
誰が作業するかではなく、その結果を2人とも理解できる状態になっているか。我が家ではそこを重視しています。

家計管理を始めるとき、妻には毎月決まった金額だけ払ってもらう方法も考えました。固定額なら毎月の計算はほとんど必要ありません。
しかし我が家では採用しませんでした。理由は、固定額だけを払う形にすると、実際にその月の家計がいくらかかったのかを夫だけが把握する状態になりやすいと考えたからです。
- 今月の生活費はいくらだったか
- 食費や外食がどの程度だったか
- 特別な支出があったか
- 家計全体ではいくら残ったか
固定額方式は管理する側には楽です。ただ、それでは「家計を管理する作業」と一緒に「家計を知る機会」まで片方へ寄せてしまうと感じました。そこで多少手間が増えても、毎月実際の支出から負担額を計算しています。
まず、その月に家計からいくら使ったのかを確認します。外食が多い月もあれば、日用品をまとめて買う月もあります。毎月同じ金額ではないからこそ、まず実績を見るようにしています。
確認した支出をもとに、夫婦それぞれの負担額を計算します。現在は収入差から夫:妻=6:4程度を目安にしています。
6:4そのものをおすすめしているわけではありません。我が家の現在の収入差に合わせた数字です。
夫が一方的に「今月は○万円払って」と伝えるだけにはしません。Money ForwardやExcelを一緒に見ながら、その月の生活費と負担額を確認します。
この一連の作業は毎月10分もかかりません。多少の計算はありますが、今のところ負担に感じるほどではありません。
共有するのは毎月の生活費だけではありません。我が家では、月1回程度は現在の資産状況についても話します。
- 現金はいくらあるか
- 投資資産はいくらになったか
- 今月どれくらい増減したか
- 今後大きな支出があるか
投資はインデックス投資を中心に毎月積み立てているため、基本的にはほったらかしです。日々の管理負担は小さくしつつ、定期的には2人で現在地を確認する程度の距離感が今の我が家には合っています。
NISAも同じ考え方で、我が家では管理しやすさから夫名義の口座で月10万円、妻は自分名義で月1,000円程度を積み立てています。家計負担とNISAの名義は別に考え、誰が何を持っているかを2人で共有しています。
片方が家計を管理すると、管理していない方がお金に無関心になるのではないかという心配もあります。少なくとも我が家では、今のところ逆の変化も感じています。
妻はもともと夫よりはお金を使うタイプでしたが、今では外食が少し多かっただけでも家計を気にすることがあります。
もちろん、片方管理にすれば誰でも倹約家になるという話ではありません。我が家の場合は、毎月実際の支出を見ること、資産状況を共有すること、将来の目的を共有することを続けてきた結果だと考えています。
特に今は将来の子どものことも考えながら資産形成しています。単に「節約しよう」と言うより、何のためにお金を残しているのかを2人で共有できていることの方が大きいように感じます。
実際に続けて感じる最大のメリットは、得意な人がまとめて管理した方が楽ということです。
我が家の場合、夫は数字を見ること自体が好きなので、毎月の計算も苦になりません。10分程度で終わる作業を無理に半分ずつ担当するより、得意な方が担当した方が効率的です。
一方で妻も、管理作業そのものを担当する必要はありません。必要なのは結果を一緒に確認することです。
最も避けたいのは「片方しか家計を知らない」状態です。口座残高、投資額、毎月の支出、契約しているサービスなどを管理側しか知らなければ、その人が管理できなくなったときに困ります。
片方管理をするなら、もう一方も最低限の現在地を理解できる状態は作っておいた方がよいと我が家は考えています。
我が家は夫名義の口座を中心に管理しています。普段の家計管理だけを考えると便利ですが、長い目で見ると名義をどこまで片方へ寄せてよいのかは気になるところです。
裁判所の案内では、財産分与の対象について、婚姻中に夫婦が協力して取得・維持した預金や株式などが挙げられています。口座名義だけを見て夫婦のお金を単純に整理できるとは限りません。
出典:裁判所「家事事件Q&A」
我が家としても、もし将来そうした状況になれば、一方名義へ集約している分だけ資産を整理する手間はありそうだと感じています。これは今の家計方式をやめる理由にはしていませんが、片方管理の注意点として認識しています。
もう一つ気になっているのが贈与税です。国税庁によると、夫婦など扶養義務者の間で、通常必要と認められる生活費を必要な都度渡し、実際に生活費として使う場合は贈与税がかかりません。
一方で、生活費という名目でも、そのお金を預金したり、株式や不動産などの購入資金に回したりした場合は贈与税の対象になり得るとされています。
出典:国税庁「夫婦や親子間などで財産の贈与があった場合」
そのため、「夫婦だから、どんな金額をどちらの口座へ移しても税金上まったく問題ない」とは考えない方がよさそうです。
我が家の毎月の精算について、この記事で個別の税務判断はしません。資産額が大きくなったり、夫婦間で大きな資金移動をしたりする場合には、必要に応じて税務署や税理士などへ個別に確認するのが安全です。
- どちらかがお金の管理を得意としている
- 管理すること自体があまり負担ではない
- 毎月の家計を2人で確認できる
- 資産状況も定期的に共有できる
- 大きな支出を相談できる
- 資産形成の目的をある程度共有できている
- 管理する側の負担が大きい
- もう一方が家計をまったく見ない
- お金の使い方について意見が大きく違う
- 資産や借入状況が共有されていない
- 管理している人しか口座や契約状況を知らない
問題なのは「1人で管理していること」そのものではありません。家計が1人にしか見えない状態になっていることだと我が家は考えています。
夫婦の家計管理を「2人で管理するか、1人で管理するか」だけで考えると、少し分かりにくくなります。我が家では「作業」と「情報」に分けて考えています。
| 作業 | 情報 |
|---|---|
| 家計簿を確認する | 今月いくら使ったか |
| Excelで計算する | 現金はいくらあるか |
| 支払いを管理する | 投資はいくらあるか |
| 資産を集計する | 何のために資産形成しているか |
| 今後どんな大きな支出があるか |
作業は得意な人へ寄せても構いません。しかし、情報まで片方だけが持つ必要はありません。この2つを分けると、夫婦それぞれに合った管理方法を作りやすくなります。
- どちらがお金の管理を得意としているか
- 管理していない側も毎月の支出を把握できるか
- 貯金・投資を含めた資産状況を共有できるか
- 大きな支出を相談する仕組みがあるか
- 管理する側に負担が偏りすぎていないか
5つを満たせるなら、必ずしも2人が同じ量の家計管理作業をする必要はないと思います。反対に、どちらか1人しか家計を理解していないのであれば、共通口座があるかどうかに関係なく改善の余地があります。
我が家は共通口座を作らず、夫が家計管理を中心に担当しています。毎月の計算も夫がします。
それでも「夫だけが家計を管理している」という感覚はあまりありません。Money ForwardとExcelを一緒に見て生活費を確認し、月1回程度は資産状況についても話しているからです。
固定額だけを徴収する方が少し楽だったかもしれません。それでも我が家は、数分の効率化より、2人とも家計の状態を知っていることを選びました。
誰が管理するかではなく、誰が家計を理解しているか。
作業は1人でもいい。でも、お金の情報は2人で共有する。今のところ、それが我が家に合っている家計管理の形です。
資産形成は、いきなり投資から始めるよりも、順番に整えるほうが続けやすくなります。
- STEP1:まずは守るお金を決める
- STEP2:毎月のお金の流れを整える
- STEP3:余剰資金の置き場所を決める
- STEP4:長期目標から逆算する
自分の条件で試すなら
年齢・資産額・毎月の積立額を入力して、目標達成確率を確認できます。
ふたり資産ラボ 
